ザトウクジラの回想

  • 2018
    12/18(火)
       記載者:社長



  • ザトウクジラの回想


      2018年12月03日   ザトウクジラ  10m  

      館山市・波左間漁業協同組合の定置網に迷い込む。



    未だ明けきれぬ暗い夜空を眺め、風の声、波の音を耳に手を当て辺りの様子を伺ってみる。

    遥か遠くの対岸の山間に、紅色の曙が一点の細さから次第に大きく広がって、ぐんぐんと辺りの闇を食っている。

    曙は、暗い闇を食い尽くし、見る見る内に紅色が暁に変わり出した。
    何時もなら目を見張る光景だが、今一低い雲が多く、日の出がわざと遅らせて居る様だ。

    暁が朝日を押さえる様に輝きを増し、真紅の色に輝き出した素晴らしい光景がそこに有る。
    日の出はまだか。朝日はまだか。
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    そんな中、警笛一斉 出港の合図だ。
      DSCN1358.jpg
    船長以下7人の乗組員が一斉に各自の役割分担のポジションを守り、岸壁の脇を躱わし、東の低層網へと向かって行った。



    朝、一番に低層網を絞る。 実に5日ぶりの網お越しだ。

    次第に狭まる網の中、銀鱗がピカピカ光っている。
    低層網は網の目を大きくしてあり、5センチ以下の魚は総て網目から出れる様になっている。

    稚魚を守る為の自然保護だ。

    スズキ・カンパチ等の魚が見える。ソーダカツオの群れが、大きな固まりで前後左右に素晴らしい速さで逃げ回り、乗子達【乗組員】の腕にも次第に力が入り出す。

    昔は、船頭以下全乗組員達が大声で大漁節を歌いながら網を手繰り寄せ、お互いの歌声に聞き惚れ競い合ったものだ。

    今の時代は既に無い。黙々と自分のポジションを守る。なんとも寂しい定置網の作業だ。

    そして、漁獲作業を終え、船は港へと戻って来る。


    最初に低層網の漁獲を水揚げした。
    DSCN1449.jpg


    漁獲は、カンパチ・スズキ・ソーダガツオ・イサキ・タカベ、他3トン位。
    DSCN1454.jpg




    「西網にも多少は有るだろう」

    と期待を膨らませ西網に向かう。

    9時頃、定置網の船から連絡があった。西網に回った定置網の船が、所定の位置に付いて網を絞る段階で、デッカイクジラが入っているとわかったのだ。その連絡があった。

    突然の電話連絡で私はからかわれて居るのでは無いかと耳を疑った。

      「嘘だろう 嘘に決まっている」

    先日、デッカイ、ホホジロザメが入ったばかりだ。ホントかよ。

    船頭からの電話連絡で「放流するからなんとか手伝ってほしい」との連絡。

    即、決断。クジラなら絶対安心だ。皆連れて行って見物させよう。【4人だけだ】
    我々ダイバーの船は既に高根へ出発する寸前であったが急遽変更、否応無しの現場変更だ。

    4人のダイバーで即出発した。ここで4人の紹介をしておこう。

    荒川寛幸・・萩原慎司の二人は波左間の主だ。

    伊藤亮平、彼【先日小笠原までザトウクジラの生態を写しに行き、無念の思いで帰ってへ来た】は波左間にコブダイの頼子を写しに来た偶然に居合わせたダイバーだった。

    後の一人は、印西消防士のダイバー。

    4人を乗せて西網のザトウクジラの場所に向かった。

    今度はホホジロザメと違って、仲間を連れて行かれる。安心感の塊だ。


    箱網の現場に到着。「皆、不安そうな顔だ」

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    しばらくして、箱網の中で突然デッカイクジラが潮を吹いた。デカさにたまげたのとザトウクジラと判明したので、俄然ファイトが湧いた様だ。【伊藤君は 嬉しくて狂いそうだろう】

    段取りは、金庫網の入り口を全オープンしてクジラを外に出す算段をする。
    【箱網と金庫網を分離する】その為には、金庫網と箱網の結束部分を解かなければならず、一時間は掛かる、その間は脅かさない様に写真に収めようと思う。


    我々はその最中に、箱網の中で自由にザトウクジラとの接触を充分に撮影させてもらった
    DSCN1473‐1

    DSCN1483.jpg


    ゴツゴツしたコブだらけの頭から先端までのいかつい顔。3m離れて見てみると、利にかなった素晴らしい形態。何一つ無駄の無い体型をしている。
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    私は、口の周り、目の周り、様々な場所を手で触れたり写真に写したり沢山の動画も撮れた。
    DSCN1497.jpg

    DSCN1504.jpg

    所々、カキと言うかフジツボのでかいのがこびり付いている。そのフジツボの定着面に、短くちぎれた古い網が、小さく短く、体の一部分になっている様に食い込んで居る。
    DSCN1498.jpg
    剥がせる物なら剥がしてやろう。私はある程度強く横に引き抜く。頭部に向かって抜けば意外と外せる。5・6ケ処抜いたが別にザトウは動じなかった。まるで私のやっている事が分かっているようだ。


    ここで私は新しい発見をした。限られた狭い箱網の中、幅60m深さ40m長さ80mでのザトウクジラを一定の方向に進める方法を。
    クジラ2

    誤って真似をされて事故に繋がっても困る事なので、発見をしただけの事です。
    【最後の放流の時にそれを行ってみて見事成功した】



    神々しいザトウクジラの姿。


    威厳を放つ神秘の姿。


    観察していてもたまらない魅力に包み込まれる。

    萩原もじっくりとデジカメを回し観察している。

    私は、あらゆる角度から接近して写し、動画を回し、充分堪能した頃【小一時間】、金庫網の分離が出来た合図があった。 



    「凄いなぁー凄いなぁー」此れ以上の言葉が出ない。

    伊藤亮平くんもさぞ満足したであろう。偶然が重なって実に良かった。

    「さあ~これからが最後の本番だ」

    箱網の中で慣れ切ってたザトウクジラが、我々ダイバーを気にせず遊んで、むしろ我々に好意を持っている様だ。【もっと一緒に遊んで居たいのが本音だ】最後の別れだ。

    4人のダイバーが上下の間隔を開けゆっくりと進み、大きく開けた箱網と金庫網の間、後ろから誘導して網の外へと出してあげた。






    海の王者に相応しい、威厳に満ちた風格。
    箱網の中でも去る時にでも堂々と動じない姿で、影が次第次第に遠のいて行く

    クジラ3

    その尊い姿が紺碧の水中の深み、深みへと 次第に消えて行った。   

    ザトウが助けてくれて有難うと云ってくれているというより、むしろ我々が感謝をしていた。

    有難う、ザトウのクジラさん。


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    学名カルカリドン・カルカリアスに挑戦 ”ホホジロザメ”又の名は ”マンイーター” ”猛化ザメ”とも言う

  • 2018
    12/16(日)
       記載者:社長



  • 学名カルカリドン・カルカリアスに挑戦 ”ホホジロザメ”又の名は ”マンイーター” ”猛化ザメ”とも言う


     2018年11月23日
    まだ明けやらぬ暗い空、朝5時、荷捌き場に明かりが灯る。

    一人又一人と10分位の間に船長以下乗り子が揃う。
    今日も船頭から注意事項を聞いた後、それぞれの持ち場に着く。

    氷を粉砕するけたたましい音。砕けた氷を大きな網袋に入れフォークリフトで本船迄運ぶ。
    本船のクレーンで3度積み込む。

    積み込みが終わり、本船の各ポジションに付いた乗り子を船頭が確認すると共に、警笛一斉、出港をする。

    ここまでは出港する前の何時もと変わらぬパターンである。

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    出港して沖を見ながら、東にある低層網か西の定置網かどちらに向かうのかは船頭が決めるが、東の空が薄明るくなった頃、あらかたは前もって沖の定置網を見ながら潮の流れ具合等での判断をしている。

    今日は西の定置網からの操業に決まった様だ。既に本船は西の定置網ちかくまで近づいている。私は今日の日の出のブログをフェイスブックに入れようと事務所に戻った。

    頂いた煎れたてのヨーロピアン。
    ブレンドの香ばしい香りとコクの有る味わい。一口含むと旨さが広がるコーヒーを味わいながらパソコンの前で準備をした。

    沖から一番に定置網の船頭より連絡が入る。
    デッカイサメが裏網に回って様子が分からないとのことだ。

    このまま続けて網は締めるが、後で様子を確認してほしいとの依頼。
    「多分タイガーかアオザメのデカイのだと思う」と言う。
    此処までが朝の船頭からの会話だ。
    此の日の西網の水揚げは、大きなオキサワラ【1,2m以上で平均15キロ】【波左間ではホテと呼んでいる】が50本以上も水揚げされた。いままで40年以上の長い間に一日に5本以上漁獲されたのを見た事が無い。
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    一瞬、嫌な感じがして来る。
    しかし、その他の、カンパチ・ススギ・ヤガラ・タカベ・アジ・ソーダガツオ等の色取り取りの魚達を見ていると嫌な気持ちが何時しか吹き飛んでしまう。

    船頭と話しながら
    「沖に行って潜って来るのは
     ガイドが終わった後だ」
    「15時頃になるかな」 
    「調査が終わったら電話で連絡するよ」
    と船頭に軽い気持ちで引き受けた。

    私は3回目のガイドも無事終わり、休憩もそこそこに単身急いで潜水機材を積み込み、デジカメを持って沖の定置、西網へと向かった。
                  
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     時間は15時30分頃到着。
    潜る前に船上で「どういうふうに捜索すれば一番良いか」自分でよく考える。
    大量のオキサワラ【ホテ】が追い詰められて定置網に逃げ込んだのだ。

    「得体の知れない何かがいる。
       一体どんな奴か早く見てみたいな」

    「デカイサメとはアオザメかタイガーだろう。充分に神経を張り詰め出来るだけ全身をサラケ出さない様にする為に網なりに沿って網底を這って行こう」

    潜る前からボートの上で私の全身に悪寒が走り冷や汗でベトベトだ。私は浅い金庫網の入り口から、徐々に傾斜がきつくなる箱網の底スレスレに這いつくばりながら、前方上方左右を見ながらジグザグに潜降して行った。

    さっき網を絞ったばかりで漁獲後間もないので、まだ魚も入ってきていない。そのせいもあってか、だだっ広く感じる箱網の中を進み海底に着底。網なりに前進すると薄っすらと裏網のジョウゴが見えて来た。私は海底近くで全神経を使いながら前後左右上方を見ながら進む。

    「今が一番緊張する時だ。何時、何処で出くわすか分からない」

    やがてジョウゴの真下迄来た。ジョウゴの奥は未だ先だ。
    私はその場所で全神経を集中して待つ。勿論這いつくばり、前後・左右、上方を念入りに確認。
    唯一下方は安全だ。

    【又背筋に悪寒が走り冷や汗を出している様だ】「早く相手を見つけてしまえばある程度気持ちが楽になる。相手が見えない程怖いものは無い。此の恐怖と戦うのも自分の正念場だと思っている。早く出て来てくれ、早く。早く来い。」

    ふと前上方を見ると、イサキの小群れが右舷側を横切って行く。
    その後ろから、とうとう奴が見えて来た。
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    DSCN0432_Moment4.jpg真っ白な腹とブルー色に見える巨大な魚体だ。尾びれは草刈りの釜に似ている。

    ホホジロザメだ。

    接近して来る。

    私はすぐに奴の前下方へと潜り込んだ。
    私の真上を通り過ぎる様に仕向け、水平以上には上昇しない様に注意をしながら前方から潜り、真上を通り過ぎる寸前に水平迄移動。奴と平行に全速力で動画を撮る。
    【相手を見つければ何もかも忘れ動画を撮るのに夢中で有った】

    見失ったら後が怖い。何時何処から攻撃して来るか分からない。私は通り過ぎた姿から決して目を離さない。

    かすかに白いホホジロの影がぼんやりと見え、こちらにめがけて反転して来るのを確認すると、私は再び下方に潜り込ながら三度同じ動作を繰り返し動画を撮り戻る事にした。

    此の三度の反転は私に取って物凄く長く感じた。

    奴の開ける半開きの巨大で強靭な顎と目には表情が全くない。まるで冷たくさえ見える透明の大きなビーダマの様だった。

    「もう此の狂気の様な輩を相手にするのはうんざりだ」

    今度は私が反転して脱出する番だ。
    もと来た順に後ずさりに近い形で急がず動揺せず、全神経で監視をしながら1m、又1mと何時現れるか分からない相手を警戒しながら網伝いに上がって行った。

    海底から徐々に浮上しつつ有る時、もし出くわしたなら、これ程怖いものは無い。
    後は長い時間を掛け、箱網伝いに次第に傾斜が浅くなる金庫網の入り口付近迄戻り、私の撮影は終了した。            

         
     見事な巨体・均整の取れた猛化ザメ、一番会いたく無い奴だ。 

    一瞬放流も考えたが、組合も3ケ月も掛かって張り終えたばかりの網を切るわけには行かないだろう。








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    【定置網の図】
    網の規模・大凡、長さ80m・幅60m・深さ40m




    自然に出て行ってくれるのを待つだけだと、操業が出来なくなる。
    デカイ奴が網の中にいれば魚が警戒して入って来ないし、網の中でも食われてしまう厄介な奴だ。 

    船頭や組合長との話で、明日の朝まで待って、もしマンイーターがいたら殺処分にする事に決まった。

    外国ではケージ【檻】を使って撮影しているようだが、少なくても関東地方には無い。

    私は何故か相棒を連れて行く気にはなれなかった。

    眼の前を通り過ぎる5mの巨大なマンイーター。攻撃体制に入られる前に生還できて良かったと思う。

    今回の幸運は、限られた定置網という狭い箱網の中、ホホジロザメの行方の姿を常に捕えて居たからこそ出来た結果であった。

    奴らの体には死角はない、前下方から潜り込んで写したのが幸いしたのだろう。

    怖くなんか無いと云ったら嘘になる。

    しかし、誰かがやらなければ操業が出来ない。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    勝利の証に、猛化の巨大な顎が復元しつつあります。
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    波左間の海は何故安全なのか、それは我々ダイバーが潜っている範囲は総て定置網によって守られているからです。

    波左間の定置網の沖を通る魚は分かりませんが、定置網の内側に入った魚は総て道網に塞がれて、沖へ沖へと移動します。

    移動して最後の場所が巨大な袋になっていて、返しによってもと来た道に戻りにくくなっているので、出るに出られなかった魚が水揚げされます。

    従って安心安全なのです。

    波左間海中公園は、千葉県で始めてダイビングを開放された場所です。
    従って40年以上の長いダイビングの歴史があります。

    ザトウクジラ・ミンククジラ・ジンベエザメ・ウバザメ・回遊性の様々な大型のサメ達が定置網の運動場や箱網までは入ります。
    各々の時期になると定置網に入ってくる【ジンベエザメ・マンタ・マンボウ】はマンボウランドに移動させて観察が出来ます。




    近年忘れもしない出来事。
    洲崎の平田定置網で、大物を私自身の手で複雑な低層網の中から救い出し、波左間のマンボウランドで一時的とはいえ観察出来た事は幸いと思っている。 

    その名は 【 メガマウス 】
    メガマウス動画切り抜き
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    今では鴨川の水族館の展示所に、私の手元から離れて行ったメガマウスが世界で唯一の骨格標本として展示されて降ります。 
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    12月3日に迷い込んだザトウクジラ【全長10m】も未だ、ワイワイ話題になっております。
    当日放流した事は言う迄も有りません。
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    仲買鳥くんの警備員???

  • 2015
    02/19(木)
       記載者:社長


  • 2015年 2月18日 仲買鳥くんの警備員???
     ダイバーボート側雄。
     シャワールーム側 メス。
     待遇、20㎝クラスのサバ 一日 各4匹 
     出勤時間  ĀМ・06時~16時迄。 
     交通費 無し。 — 楽しい。

     撮影 波左間海中公園 荒川
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    2月のからの土日祝、潜った後にあたたたかい鍋物(うどんなど入り)のサービスを開始しました!日によってはその日水揚げになった魚入りです。いままでどおり個人の方も!そして今回はショップの皆様にもサービスになりま~す!潜ってあがってきた冷え切った身体に染み渡るうまさ!鍋で身体をあたためましょう!


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    防水宙玉レンズ、レンタル開始!!!(TG-3/TG-2用)1500円+税
    試してみたい方は予約時にお知らせください。







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    八月二十六日   波左間の海      海洋状況

  • 2014
    08/27(水)
       記載者:社長


  • 八月二十六日   波左間の海      海洋状況                                                AМ・9時30分・ 高根に出発。萩原含めグループ4人・私のグループ5人。 どちらも、50本~1500本の経験者だ。       今日も経験のあるダイバーで少ない方の相方だから心・安心だ、が波左間は初めての人達だ、事前に水中の生物の遊び方等、説明をするが本気にしない、行けば解る事だから ま、いいか 船上で潜水のルールの注意をし、潜って行く。  
    萩原のグループが頼子と遊びだした。                 それを見て、大きな頼子に気を取られ、私のグループに一人も来ない。  俺も 焼きが回った、萩原の方が良い男だから仕方がねえか。      こんな老いぼれ爺じゃあ駄目なのかなぁー。
    しかし、引退はしねえよ。、ヨシ、奥の手だ。             エアードームの側で、大きく手を振り段々と小さくし4・5・匹集まった所で 指先だけで一点を決める、4匹のメジナが指先に集まっている、大鳥居に居たメジナがその行動を見て、3匹・5匹・と列をなして群がってくる。とうとう大鳥居のメジナは全部私の所に来てしまった。          萩原のグループは海底神社へと移動しだした。             大鳥居に頼子だけがポツリと見える。頼子よ今行くから待っていろよ、  大鳥居に誰も居なくなり頼子だけ置いてメジナの群れが私の方に移動してしまった。
    それを見たゲストがメジナ同様ゾロゾロと私の方に寄って来た。
    やっと、グループが集まった。                    メジナの群れが私の回りに集まっている、50本の経験の浅い方を手招きして、私の前に、しざを立てさせ、私が抱きつくカッコウで、両の手を出し、メジナに合図をすると、グルグル回りながら集まってくる、ゲストの手先にメジナが集まり興奮をしている、周りでゲストが写真を撮っている。    暫らくして、大鳥居に、頼子は痺れを切らせて待っていた。      まず、好物を与え、指定の位置に私が付く、頼子も同じ位置に付く、ゲストが グローブナシの片手で一人づつ頼子と触れたり・戯れている。    大鳥居は、メジナの群れと・頼子ト・ゲストのダイバーでごった返していた。 今度は海底神社への参拝だ、私が先頭で神社へ向う。            
    最初の参拝を私がして,全員が済んだ所で別のグループの後を追う。      漁礁の奥の砂地に他のダイバーには珍しい、 ウミエラ の群生を見せてあげたそこでUターンをして高根に戻りエアードームに到着し僅かな時間であったが、-17mの高圧下のエアーを経験させて、浮上に入った。  港に入り、1時間の休息後、マンボウランドへ、マンボウに初めて触れたり餌を与えたり、ワイワイやって楽しそうであった。           短い30分の間、満足して戴いた。                  天気も最高・水温も23度・海は静か。最高のコンディションであった。   初老の紳士のダイバー〔1500本〕に一人特別に、卓状サンゴを6点見せに 行った,日本の北限のティーブルサンゴである。         これから益々成長して、増えて行くだろう、地球温暖化の影響で何れ東京湾でも.100年後には最初の一大サンゴ礁になるかも知れない。                          
    八月二十六日   波左間の海  でした。                     

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    社長、5/18の海況

  • 2014
    05/19(月)
       記載者:社長


  • 10173794_1418765218386163_3402183392075746224_n.jpg
    5月18日  本日の海洋状況  [ 五時に起床したが既に大きな太陽は15個分上昇していた、しまった、又、寝坊してしまった。ギラギラした大きな太陽がモヤ・霧・ガスを退けあたり一面隅々まで朝の柔らかで暖かい熱を帯びた光を注いでいる、今日も素晴らしい天気だ、海上はさざ波一つ無く鏡の様だ。定置網の船が既に出て、箱網を絞っている.昨日調査したサバの巨大な渦の塊、うまく絞れれば良いがここは船頭の腕の見せ所だ、うまく揚げれば数百万の水揚げだ。村人総出で手伝う事だろう揚がるまで心配だ。]

    AМ 5時 天候 快晴 風向風速 0m 波浪 0m うねり ナシ   1本目潜水後報告                       
    AМ9時30分時1本目高根 海水温度19℃ 透明度 8m流れ少々脱潮AМ 11時2本目マンボウランド ダンゴ健在 確認8匹       PM 13時 3本目 高根 19℃ 透明度 8m 流れ少々脱潮。   今日もゲストは全て萩原に任せ、いつ来るか解らぬ定置網の連絡を待つ。       

     超弩級マンボウ捕獲への待機中、定地網から連絡あり金庫網にサバの大群が一挙に入ってしまい、網が揚がらない。との連絡だ。  直ちに現場へ、潜って見ると金庫網が,タテ15mヨコ10mナガサ20mの三分の二位にサバがあがって〔死んで〕積もっている、あまりの重さで取ってのあみの部分が破けそうだ、急いで網の下を切ってくれとの話だ、見ると、凄い30トン以上が、上がって落ちている、残りの10トン位はまだ金庫の中で泳いでいるが、いずれ上がってしまう、網を切れば金庫の中の魚は全部海底に放置してしまう事になる、40トンのサバだ、勿体無いけど他に方法が無いようだ、朝方15トン揚げた金庫の中の残りのサバだ、弱って死んでしまうのは当然だが対処出来る方法はあったはずだ、前日に私は、あらかじめ潜ってサバの群れ50トン位と報告してある、結局20トンしか積めない船で2回目を積み込みに行き結果がコレだ。勿体ねえ、がっかりだ。金庫の網底を L 方に2メートルづつ切り、一挙に死んだサバが上からの圧力でどんどん落ちてゆく、勿体エーねエー、勿体ねエーと20分、金庫の中で泳いでいたサバも何もかもスッカラカンにしてやった。          その後は定置の船の乗子が私の切り裂いた網を縫い合わせ再び箱網から網み上げ作業を始めて、やっと18時、20トン積んで港に帰って来た。朝4時から18時までだ大変な労力を費やした、まだサバは大量には残っているが、もう限界だろう。                                 箱網は別として、金庫網の収容許容範囲を遥かに超えた量のサバが入ってしまったので、無理も無いかもしれない。明日もあるさ。             こんな事で我々のマンボウ捕獲作戦の時間が無くなった、明日やるつもりだ。 以上御免なさい。

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    Author:波左間海中公園
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